小さいお子様に注意! 肘内障とは?

こんにちは!
本日は、小さいお子様に頻発してしまう肘内障についてご紹介致します。

1.肘内障とは

肘内障とは、肘の輪状靭帯という靭帯が橈骨頭という骨から外れかける、いわゆる亜脱臼を起こしている状態のことです。

お子様が転びそうになりとっさに手を引っ張って起こるなど、歩き始めから小学入学前までの子どもに多いです。

施術は徒手整復で治療します。
治療後、亜脱臼がまた再発しやすいため、注意が必要になります。

お子様はまだ身体が小さいので
先ほどの橈骨頭という骨から、輪状靭帯という輪っかの靭帯が外れかかってしまうと起きてしまいます。

なので、成長とともに橈骨頭が大きくなっていきますので、肘内障は減っていきます!

2.肘内障が起きた時、お子様は。

肘内障が起きた際は、お子様は痛みが強い為泣き出します。しかし、受傷するお子様は皆さん小さいので、痛い場所を正確には伝えられない事が多くあります。

その際は、腕を使わないようにして腕をだらんと垂らしたり、肘を少し曲げた状態で、お腹の近くに腕をよせ荷重をかけないようにします。

痛みはだんだんと引いてきますが
亜脱臼は残るので、泣きやんでも
腕を使わない場合は肘内障の可能性が
高いです。

3.肘内障の施術

肘内障の際は接骨院にて徒手整復で行います。数秒で終わるので、おもちゃや、違う事に意識を向けながら整復を行うとすんなり泣くこともなく、亜脱臼が整復されます。

他にも骨折や神経障害などが無いか検査をした上で、整復に移りますのでご安心下さい!

そこで亜脱臼が治ってしまえば
痛みや不安感はなくなります。
なので、翌日に様子を見させて頂いて
何事もなければそのまま治療は終わりになります。

4.最後に

先ほども申した通り肘内障は、再発率がとても高いです。また、手を強く引いてしまう状況下になった際に再発する事が多く見られるのでお気をつけて下さい。

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