ケガをし易い、治りづらい患者さんほどカラダが歪んでいる事が多いです。
痛めてしまった患部だけでなく全体（骨格、筋肉）を診ることにより、どこが原因で痛みが出ているのか、どこが原因になってしまっているから治りづらい身体になっているのかを見極めることができます。

歪みを改善する(バランスを整える)施術を施すことにより、ケガをしやすいカラダや治りづらい身体に対する治療はもちろん、予防的な考え方も生まれます。

①骨格バランスを整える

• 骨、関節はからだの中心であり、大黒柱
• 左右バランスを整えることでゆがみのない構造へ
• 骨盤（仙骨、腸骨）、足の長さ、脊柱（背骨）、肩甲骨の位置、腕の長さ、頭蓋を整える
• 重力を正常に左右対称に圧を受けられるように骨格調整

②筋肉バランスを整える

• 筋肉はからだの表面を支える外壁です。
• 屈筋（曲げる筋）・伸筋（伸ばす筋）バランスを整える
• 整えた骨格バランスが狂わないように強化する
• 筋肉は血液循環の要です。適切な運動で血液、リンパ、脳脊髄液の循環適正化

③皮膚温バランスを整え、循環良好なからだに整える

• 皮膚は内臓状態を表します
• 皮膚温は体内循環の指標です
• 温度差がない状態に整え、体液循環、内臓機能、神経伝達機能を整える
• 皮膚温低下は循環不全で「冷え」。皮膚温上昇は炎症所見「痛み」。
• 低温部に熱を入れ、高音部は熱を抜く。温度差をつくることで体液循環促進

当院では、上記の３つの条件が崩れていると、ケガが発生しやすく治りづらいとしています。
つまり、ケガをしてしまったら必ず、「全体診」「全身施術」が欠かせないのです。