冬の時期、お子様に多いケガとは!

こんにちは!
新松戸ゆうあい整骨院です。

今回はこの冬の時期に多いお子様のケガについて
ご紹介いたします。

冬の時期は持久走が体育で行われることが多いです。
あまり運動をしないお子様がいつもより長い距離を走ったり、普段から運動しているお子様でも筋肉の使い過ぎなどで起きてしまうケガがとても増えています。

その中でも一番多く見られるケガは
腸脛靭帯炎(別名・ランナー膝)と呼ばれるケガです。

この腸脛靭帯炎について詳しく解説していきます。

まず、腸脛靭帯はおしりの筋肉から始まり、脛骨という、すねの骨の外側で一番上のでっぱっている部分につながっています。

この靭帯は股関節を外側に動かせさせる作用があり、
ランニングなどの動作時に上半身が傾かないように支える役割があります。

この腸脛靭帯は大きい靭帯のため太ももの骨の外側に
当たることがあり、長距離のランニングでは何度も靭帯がこすれることにより腸脛靭帯に炎症が引き起こされ、膝の外側に痛みが生じます。

症状
受傷初期には運動中の痛みだけであるが、
悪化すると安静時にも歩行時にも痛みが強く出てきて
もっと悪化するとかなり熱を持ち、歩行障害が出てきます。

原因
先ほども記述した通りにオーバーユース(使い過ぎ)によるものが多く見られます。

練習量が増加したり、練習環境が変わる時期に
発症が多く、休息を十分に取らずに続けていくと、
炎症がどんどん溜まりより強い痛みに変化していきます。

治療
まずは炎症がひどい場合であれば、運動の中止をし、
安静が一番になります。

炎症が出ている場合は
アイシングなどで炎症をまず、抑えていきます。

股関節の周りにある筋肉などに刺激を入れて
血液循環を上げたり、腸脛靭帯そのものを
緩め、除痛を行っていきます。

しかし、お子様は部活などで回復後も無理をしてしまうことがよくあります。なので一度痛みが取れてもまた痛みが再発することが多く見受けられます。

腸脛靭帯に関わらず筋肉や靭帯は使われていく過程で、姿勢がわるいと正しい作用を行えません、なので不良姿勢は筋肉に大きな負担をかけます。

おケガが多いお子様や、痛みが強くなっている際の
お子様の姿勢等はどうなっているでしょうか(-_-;)

当院では痛みのある部位だけではなく身体全体の姿勢を診て施術方法の判断、施術を行っていき、激しい運動をしても再発しにくい身体作りのお手伝いをしています。

腸脛靭帯炎のような症状、身体についてのお悩みがある際はいつでもお声かけください(^_-)-☆

●ブログ監修者

吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)

吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)

■ゆうあいGROUP代表

■整体ナビゲーター®️

2017年医療オリンピック『実技王』全国優勝

治療美容エビデンスを取得(TL49-C-0015)

治療家向けDVD4本出版、4本監修

千葉県にて整骨院、美容鍼灸サロン経営のほか、『スキル・知識をシェアすること』を信条とし、ヘルスキーパー研修や教育指導、講師活動を行なっている。

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